[156]取材で下調べをしていくことのメリットとデメリット

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

取材に当たって、綿密に下準備をしていった方がいいのか、その場の雰囲気を優先した方がいいのかという問題。
結論からすると、どっちに偏ってもダメだと思います。

後者、つまりアドリブ的な進め方のメリットは、余計な知識を何も持っていないことです。
思い込みのようなバイアスなしに、素直に話が聞けるので、順序だった理解ができたりします。
それに、「えっ、マジですか?」といったような驚きもありますから、かえっていい質問ができることもあります。

デメリットは、抜け漏れが出ること。
大筋は理解しやすいですが、肝心な部分を忘れる危険性が高いですね。
後から記事を作る段になって、「あれ、そもそも何でこんなこと始めたんだっけ?」と思っても遅いわけです。

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「あぁ、例のアレね」と思ったら負け、そうかどうかは、聞いてみないと分からない

対して、事前調査を綿密にしていく場合。
このメリットは、「やらなきゃいけないことが分かる」に尽きるのではないでしょうか。
タスクの項目化ができていれば、現場でしどもどすることがなくなります。

デメリットとしては、相手がしゃべる情報レベルを上げてしまうことですね。
急に「ご存じでしょうが」なんか言って専門用語を使い始めたり、読者目線に立った話をしてくれなくなることがあります。

要は中庸ということなんですが、そのバランスは、日々磨いていくしかないでしょう。
下調べしてますよ的なテクニックとしては、相手の名前のヨミや設立年など、公になっている情報をあえて確認することなどが挙げられます。
また、「○○という活動をされているとサイトで確認しましたが、改めて教えてください」みたいな水の向け方ですね。

編集者から事前に、「この点をこのサイトで見ておいてください」なんてメールが来ることもありますが、実はあまり見ていません。正確に言うと、見ないことにしています。
他人が書いた情報をうのみにしたくはありませんし、余計な思い込みを持ってしまう可能性が常にあるからです。
「また脅しのメール来てたけど、読んだら負けだと思って、見てないからね」なんて言うと、冗談か何かだと思って「ちゃんと見てくださいよ」なんて言われますが、結構、本気です。
取材時に改めて良く聞いてみると、全然違っていたりします。

下調べをし過ぎると、疑わなくなってしまうので、その時点でダメなんですね。
現場で「なぜ?どうして?」と感じるノリシロを残しておくことも、絶対に必要です。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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