[259]水蒸気爆発に再現性はあるのか?

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

専門家を招いた、御嶽山噴火の報道。
大筋はどれも似たり寄ったりで、
「今回は予測ができず、忸怩たる思いです」
「でも、予想は難しく、火山を知ることが必要です」
「山に登る際は、下調べをするようにしてください」
的な流れ。
あのね、そんなことは前から聞いていたし、今知りたいことじゃないの。

259.jpg
「マグマ爆発」と「水蒸気爆発」の違いを説明した、朝日新聞DIGITALの例

今回の事件で一番不思議に思ったのは、なぜ山の頂上付近に「水がたまるのか」ということ。
普通に考えれば、麓の湖とかに流れるはずじゃないですか。
考えられるのは2パターン。
ひとつは、地質が粘土質なのか陶器のように固まっているのかは知りませんが、お皿のような状態で雨水を随時ため込むケース。
もうひとつは、タイムカプセルのように、古代の水が密閉されているケース。

仮に前者であれば、これは再現性が「ある」ということなんです。一度起きた場所を、常に疑う必要がある。
もし後者ならば、喜ぶべきではないでしょうが、リスクが減ったことになります。カプセルを1個壊したことになるのだから、再現性はないと見ていい。

そう考えると、「マグマ爆発」と「水蒸気爆発」の比較なんて、あまり意味がないように思えませんか?
相手をやっつけたのか、タンマをしただけなのかにより、今後の考え方も違ってきます。何より、具体的な行動が想定できる。

専門家は、なまじっか知識がありすぎるのか、こういう話をしてくれないんですよ。
やつらは常に上から、一方的に語るんです。
市民のことを基本的にバカだと思っているから、「勉強しろ」って話になる。
あのね、バカなのはあなたなの。あなたには、知りたいことを知らせるという能力が欠けているの。さらに、この重大な場面においても、そのことに気づけないの。

そこで重要になるのが、マスコミによる解釈。そのための存在でしょ。
「入山届」の重要性を取り上げた番組なんて、秀逸だと思いましたね。
知識を受け売りしたり受け流しにするんじゃなくて、自分で受け止めてから発信してほしいものです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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