[160]「ついでに、コレもやって」というのは、値下げ通告に等しい

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

取材前など、営業さんと打ち合わせをしているときに、
「本当は、こんなことやってみたいんですよね」
というような相談を受けることがあります。

こうしたチャレンジスピリット、こっちもキライじゃないので
「じゃあ、実際のケーススタディをドキュメンタリー風にして、読ませる文にしてみようか」
なんて感じで、話がいい方向へ盛り上がります。
で、編集部でもまれて、オファーが来るわけですね。

160.jpg
CFで紹介された「Kuri-yokan」。一般論よりも身近な話題の方が印象に残る例

仮に今まで、
 取材時間は1時間半
 文字量は約1万文字
 稿料は3万円
だとしましょう。

これに、ドキュメンタリーを加え
 取材時間は3時間
 文字量は約2万文字
 稿料は5万円
でお願いできないかと。
もちろん断りました。

理由としては、文字単価に換算すると「値下げ」になり、質の向上に結びついていないからです。
また、取材をみっちり3時間なんて、集中力が持ちません。先方だってそうでしょう。
ただし、時短を図るために想定質問を事前に送り、当日は補足にとどめるという方法もあります。
この場合、質問をこちらで作成するのであれば、その分のフィーは頂きたい。稿料に含めるのであれば、これも「値下げ」ですよね。

グロスのギャラが増えることに満足してしまうと、長い目で見た場合、かえって苦しくなってしまうことがあります。
やらなくてはいけないことを明らかにし、その上で対価と比べることが大切。
この業界は、ネットの感覚が薄いんですかね。
当たり前のような気がするんですが。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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