[362]同じ方向を向くとか、その辺の対応

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

スタッフ全員がひとつのコンセプトを共有していますよ、と。
このようなとき、「同じ方向を向く」などと書いてから、ハタと手が止まるわけです。
名詞と動詞に同じ漢字が使われているので、くどさを感じてしまうんですね。

「同じ方向を見る」
でも良かったんですが、意図を込めた「共有」という感じが乏しく、視線の向いている先が偶然一緒だった的な印象を受けませんか。
こうした場合、比較的用いるのが「ベクトル」。
「見る」だと同じ結果なので、ここはやはり「持つ」にしたいところです。

362.jpg
これはベクトルでも、放水でもありません

ほか、同様のケースとしては
秋の味覚を味わう
アレ、イザとなると出てこないな、いっぱいあるはずなんだけどな。そうだ、
最優秀賞を受賞する

これらをベクトルに倣うなら、名詞か動詞の片方を英語にしちゃえばいいのです。
秋のテイストを味わう・・・なんか嫌みなので、シンプルに「秋の味覚を満喫する」でいいですかね。
受賞の英語はぱっと思いつかないので、
最優秀賞の栄誉に輝いた
とかでしょうね。
結局、英語は使いませんでしたが。

以前、「電気を節電する」というメケメケなコピーを紹介しましたが、意外とこの辺って配慮が足りていない気がします。
弁護士が契約書をリーガルチェックするように、ライターがフライヤーをワーディングチェックする。そういう仕組みがあってもいいと思う。
30分1000円でやるから、一度見せなさいって。
最近、気持ち悪いコピーが多すぎて、「口出しを出したく」なってきます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR