[165]インタビューにおける、串打ち3年、焼き5年

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

インタビューした音源から原稿に仕上げることを、よく、「やきとり」に例えることがあります。
この場合、「得られた情報」が肉片で、「テーマ」が串。
つまり、ゴチャっとした素材の集まりを整理して、要素ごとに仕分けなくちゃいけないんですね。

なぜなら、コチラの聞いたことに対して、そのままズバリ答を返してくる人は少ないからです。
たいていは、あっちに行ったかと思えばそのままワープしたり、後で聞いた別の質問から返ってきたりします。
ですから、「この道を目指したきっかけ」という串にふさわしい肉は、あっちゃこっちゃに偏在しているのが普通で、これをまとめるのが「串打ち」というわけ

165.jpg
からしみそなどの応用は、最後の最後に

また、その串をどの順番で並べると「おいしいか」にも、気を使います。
例えば、某医療系の媒体は3ページ構成なので、自分の場合は[ヒト]、[ハコ]、[治療]にすることが多いです。

[ヒト]の皿
串の一、医師を目指した理由
串の二、大学での学生生活
串の三、今でも続けている趣味やスポーツ

[ハコ]の皿
串の四、独立したきっかけ
串の五、施設の特徴
串の六、患者層

[治療]の皿
串の七、特に力を入れている科目
串の八、接し方で気をつけている点
串の九、今後の抱負やアドバイス

といった具合ですかね。
もちろん、相手によって、「盛り合わせ」は変えていきます。
まだ有名じゃないアーティストの場合など、最初に何をやっているヒトなのか示しておかないと、親近感が出ないですからね。
「あー、あの人か」ってなことが分かってはじめて、趣味や子ども時代の話が生きてくるわけです。
ここまで整理しておいてから、ストーリーテリングという火を入れます。

この串打ち。タイトルの3年とか5年とかは適当ですが、やれているといないでは、大違いです。
最近「指名」がかかってくることが多いのですが、ほかのライターは「やきとり」ができていないんじゃないかと思っています。
消化不良を起こす並べ方だったり、いきなり脂っこいものを出してみたり、生っぽく出す(対象者の雰囲気を生かす)べきなのに火を通しすぎたり・・・。

一言で言ってしまうと「構成」という話なんですが、自分はこれに、1時間ぐらいかけています。
逆に、「やきとり」をしっかりやっておいた方が、かえって時間を短縮できるものです。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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