[367]「行う」「行った」「行なった」、Goしたのはドレ?

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「行った」だけでは、「おこなった」のか「いった」のか分からないという件。
判別のしやすさからすると、goを「行った」、doを「行なった」にすべきじゃないかと思っています。
でも、この国では、両方「行った」。
なぜなら、文科省が、そう定めたからです。

367.jpg
「送り仮名の付け方」内閣告示第三号
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19730618001/k19730618001.html

これによるとですね、原則としては、活用語尾を送りますよと。
活用語尾というのは、未然形とか終止形などの違いによって変わる部分です。
「書かない」「書きます」「書く」「書けば」「書こう」の場合は、かきくけこの部分が相当します。
ところが、「来る」などの場合は、最初の一文字が活用しちゃってるので、このルールが使えない。
そんなときは、続く文字を送りなさいねと。
「来ない」「来ます」「来る」「来れば」「来い」

問題は、通則1-(3)/「許容」にある次のコトバで、国からガイドラインが示されています。
表す(表わす) 著す(著わす) 現れる(現われる) 行う(行なう) 断る(断わる) 賜る(賜わる)
ただし、許容とあるように、()でも構わないとしています。
早い話が、ドッチでもいい。

では、実際の媒体社はどうしているかというと、頑固に「行った」。
前後の文脈から判断できるだろうと。
これは「行」に固有のケースなんでしょうか。
そこで、同じ文字で複数の意味があり、かつ、送り仮名が同じケースを探してみました。

 無理強い

「むりつよい」とは読みませんよね。
まあ、そう考えると、文脈判断でもいいのかなという気がしてきます。
結局、前に付くのが「を」だったら、「おこなった」。
「へ」とか「に」だったら、「いった」。
そんなところなんでしょうか。ちなみに「は」だったら、どうします?

 昆虫採集を目的に、佐藤さんは「行った」。

結果的に、どっちでも意味は通りますね。
いいか、もう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR