[270]マララさんの受賞で考えた、関取と衣服の関係

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

死者140人以上とされる、パキスタン北西部の学校襲撃事件。
「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が犯行声明を出しましたね。
おそらくその狙いは、マララさんがノーベル賞の栄誉に輝いたから(原因)、子どもたちが死んだ(結果)という、因果関係を作りたかったんだと思っています。
オマエのやっていることは、欧米では評価されているが、イスラム社会では「破滅行為」だと。

270.jpg
事件を報じる、CNN.co.jp

これには、当たり前ですが、宗教的な価値観が大きく関係しています。
『聖書』や『コーラン』などの教典は、向こうの人にとっての「行動指針」。自分の行動が正しいのか、その判断をするマニュアルなわけです。
世の中のルールが定めてあるという意味では、「法律」と同じ重みを持つかもしれませんね。
さらにイスラム教の場合、力による解決、「聖戦」を認めています。

一方、マララさんの主張は、「女性への教育の自由」という形式を取っていますが、その実は「イスラム教の否定」になるわけです。
そこで、ご自身が被害を受けたのは、ご存じの通り。聖戦が発動されました。

ところがその後、ノーベル賞を取りましたよね。
キリスト教文化は、「女性への教育の自由を是」とし、「イスラム教を否」としましたよと。
これ、他方の立場としてはどうなんでしょう。
例えば、ブルガリア出身の力士が、「裸で相撲は恥ずかしい」と。
服を着させてクレと世界に発信したと。
欧米が「その通りだ、公共の面前で何考えてるんだ」と、相撲協会に圧力をかけてきたとしますよね。
そのとき、日本は従うんでしょうか?

もちろん、衣服と教育の問題を、並列で考えるわけにはいきません。
ただ、外圧と文化(宗教)って、どこまで干渉し合うものなのかが、よく分からないんですよ。

話戻って、タリバーン。
このままだと、女性への教育(もしくは、関取に衣服)が、標準化しそう。
そんなことは、アッラー神はおっしゃっていない。
これは「いい話」なのではなく、「悪い話」として、国内に広めなくてはならない。
ということで、第2次聖戦発動。
マララさんを、オナーを受けた人ではなく、「死を招く悪者、秩序の破壊者」として描く必要がある。

あの、個人的には、彼女を否定していませんよ。
すごいことじゃないですか。
タリバーンの行為を認められないことは確かですが、思考プロセスとして、「あっても、不思議じゃないな」と。
ただ、それだけです。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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