[373]連用中止は市民権を持ったのか?Webの書き方、紙の書き方

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

連用中止を分かりやすく説明するなら、読点の前に「て」を付けない書き方のことです。
「グラスに盛り、シロップをかけ、冷たいうちにお召し上がりください」
みたいな感じですね。

紙媒体の一部には、これを頑固に否定するところがあり、文字通り「手」が加えられます。
「グラスに盛って、シロップをかけてから、冷たいうちにお召し上がりください」

ほとんどの媒体はあまり気にかけていないようで、「文芸誌」の名だたるセンセーでも、混ざっちゃってる場合があります。
「グラスに盛り、シロップをかけて、冷たいうちにお召し上がりください」

373.jpg
王選手が「てを付けました」という、茶濁画像でございます

厳密に言うと「て」である必要はなく、「ぃぃの」なんかでも成り立ちますね。
「グラスに盛りぃの、シロップをかけぇの、冷たいうちにどうぞ」
こうしないで、動詞の連用形をそのまま置いたものが、連用中止です。

似たようなものに、連体止めというのがありますが、ここでは省略。
「歌は世につれ、世は歌につれ」
みたいな、残尿感を楽しむ書き方のことですな。
ついでだから書いておくと、体言止めは、名詞で終わるものです。
「夏は暮れ、朝に聞くウグイス、昼の暑さに注意したい熱中症」

本題に戻りまして、Webの書き方は「話しコトバ」に近くなっていますから、連用中止でも違和感を覚えないわけです。
一方、紙になってくると、省略っぽいものを嫌がるんですね。
文章が「正しい」からこそ、売値が付くと。そういう発想なんですな。

媒体の方針ですから、ライターは従いますが、ときどき自分の言葉遣いまで考え込んじゃうことがありまして。
普段の生活では、どうやっても、混ざる。
「そうすると先生のところでは、患者が説明を受け、それから歩いてオペ室に・・・あっ、受けてか」みたいなことを、インタビュー中にやっています。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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