[387]数字の書き方、または、「万」というよく分からない数詞のこと

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

数を表すときは、「万」以上の単位に漢字を用い、「千」以下は数字を並べるようにします。
1万8000キロ、200万人の規模、1億400万円の使い道・・・といった具合です。
カンマは原則として使いません。
お話は以上で、以下蛇足です。

英数表記の場合、「千」が単位の区切りになっていることは、よくご存じだと思います。
「一」は1、「十」は10、「100」は100と続いて、「千」でカンマが入った1,000になりますよと。
以下、この繰り返しでミリオン、ビリオンとかになっていきますから、カンマの入り所が読み方の代わり所なわけです。

日本も、なぜか1万以上については、3桁ずつ単位が変わっていきますよね。
そうすると、もし「万」という単位がなかったら、英数と同じ流用ができていたことになります。
1,000が「千」、10,000は「十千」、100,000は「百千」と続いて、次が「千千」になっちゃうから、ここで「万」を投入すれば良かったのに。

387.jpg
「単位」の語源といわれる、坊さんが生活する「単」

つまりですね、「万」って変なんですよ。
そんなところにひとりでいて、何しようってんだ。

そこで、「万」を調べてみることにしました。
そしたら、もともと「万」は数詞で、「十」とか「千」と同様な位置づけだったようです。
十千とはいわないように、十万としないのが筋。
というか、日本は数詞の国なんですな。10ずつ読みが変わっていくのが原則。
無限の手前の単位で、不可思議とか無量大数なんてのがありましたよね。
昔はよく、「32無量大数円なんて使い方するのかな?」と思っていましたが、そうじゃないんですな。
本来なら、3無量大数2不可思議円になるはず。
これが、欧米と混ざっちゃって、今の姿に落ち着いたんでしょう。

表記方法が秩序化されているのは、万より上の数字のみ。
その境目が、1万8000みたいな書き方に表れているんだと思っています。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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