[396]こだわりの技にこだわるの言い換え候補

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いまだに「拘る」と書く人がいますが、大抵の場合読めません。
そんな「こだわる」ですが、類語辞書などを調べても、「執着心」とか「執念」になっちゃうんですよね。
そういうことじゃなくて、specialty的な方向が欲しいわけです。

本当は「矜持(きょうじ)」を使いたいんですが、かっこが伴うようなコトバなので、使用をためらってしまいます。
 こだわりの技に職人かたぎを見る
 こだわりの技に妥協を見せない
 ぜいたくな技を惜しげもなく使う
あたりになってくるんでしょうか。

396.jpg
某記事では「抽象と具象の融合」にしたような覚えがある

それでもピッとこないときは、こだわりから抜けることを考えましょう。普通の平文でいいと思います。
自分が納得いくまで世に出さない
名に恥じない逸品を提供
その人の想いを料理に込める

主客を転じるという手もあります。
人気が絶えない
行列がやまない
顧客のほとんどがリピーターなのもうなずける

そもそも、本当に「こだわっているかどうか」って、取材対象者がそう言わない限り分からないですよね。
「思い入れが強い」ぐらいはあると思いますが、絶対曲げない感かどうかは疑問です。
基本は、ヒアリングの中で出てきたワードを使うべきで、安易に「こだわり」を付けるのもどうかと。
そういう意味では、「おいしい」に近いのかもしれませんね。
普段使いされすぎて、すり減ってしまったコトバなのかもしれません。
よし、決めた。しばらく使わない。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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