[398]貸主と借り主、文字数バランスを取りたいときの言い換え候補

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「借り手」と「売り手」のように、対になるコトバは釣り合っているもの。
ところが、貸主と借り主は違うんですね。
貸し主、あるいは借主にしてもいいんですが、どちらも記者ハンに認められていないようです。
「統一したい」という誘惑に負けると、シロウトさが出てしまいます。

そこで、貸している側と借りている側、なんて感じでムリクリを付けているわけです。
ところが、この間何気なく「大家」という単語を使っていまして。
なんと、コトバの制限がなくなっているじゃ、ありませんか。
さすがに「店子」はまずいですが、「大家」と「借り主」でもいいですし、「大家」と「住んでいる側」でも構わない。
これ、便利です。

398.jpg
弁護士のサイトで「借地権」を扱うときなどに、結構、使うんです

ただ、文字数のバランスでいうなら、「大家」と「住人」でしょうね。
土地に建物が絡まず、農業などを行っていた場合は、やむなく「地主」と「借り手」になってしまいますが。
まあ、それでも、「貸主」と「借り主」のようなひどいことにはならない。

この「貸す」ってヤツは、そもそも変なコトバで、送り仮名に揺れを含んでいます。
「し」を入れない方をデフォルトにするものとしては、貸室、貸賃(かしちん)、貸元など。
「し」を推奨するのは、貸し手、貸し店、貸しビルなど。
都度確認する必要があるので、ライターとしては、使うのを控えてしまいますよね。
このような類いが、死語になっていくんでしょうか。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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