[1203]電力予備率の見える化で、ますます見えなくなった電気の問題

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

この夏は、猛暑にもかかわらず「節電」傾向にあるそうで。
朝日新聞によれば、東電の電力供給の余力は、8月に入ってほぼ9割前後で推移しているとのこと。
気温が35度を超す真夏日が連続するなか、電力不足の心配はしなくて済みそうですね。

原発がすべて停止しているのに、どうしてこのような結果になったのか。
これについて同紙は、太陽発電の普及と節電意識の定着に原因があると見ているようです。
また、老朽化した火力発電所の再稼働なども貢献しているのでしょう。

1203.jpg

グラフによる「見える化」がわかりやすい、朝日新聞DIGITAL

ただですね、7月の産経新聞に、こんな記事があったのです。
「東電、猛暑で今年最大の電力需要 需給は90パーセントには到達せず」

7月14日の電力需要は、過去最大の4412万キロワットに上ったと。
これを見る限り、節電なんて、どこ吹く風ですよね。
しかも東電はこの段階で、8月の予備率を11パーセント前後に調整するよと宣言しています。
過去最大上等! もっと上をねらってヤルと。
で、実際どうだったかというと、「11パーのつもりが10パー切りそうだった」わけです。

つまり、「使わなかったから余裕だった」のではなく、結構いってたのではないでしょうか。
その辺が、記事から判断できない。
むしろ、節電を呼びかけているような作為を感じますよね。

熱中症で亡くなるお年寄りが増えるなか、「皆さん、おりこうさんでした。これからも電気使わないでね」と言っているように感じるのは、自分だけでしょうか。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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