[1407]自分でも意味がわからない注記の正体

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

この間、「あれ、どういう意味なの?」とたずねられたのが、

「味の素(以下、製品を表すときは味の素)」

という表現。
ははーん、あの記事だな・・・とは思ったものの、その場では良くわからず、家に帰って調べてみることにしました。

1407.gif
やっぱり、「久寿餅」の記事だった

ザックリした内容をダイジェストすると、

保管したまま忘れていた小麦粉が水浸しになってしまった。
久兵衛が、これを餅にしようと考えた。
川崎大師の上人が、久兵衛の一時を取って「久寿餅」と名付けた。
その後、お隣に味の素が設立された。
当時の味の素は小麦粉を原料としていて、余ったデンプンが「久寿餅」に使えた。
大量生産が可能になった。

ところがですね、何でこんなことを書いたのか、自分でも思い出せないんですよ。
おそらく、理由があってやったんだよな。

考えられるのは、社名と製品名を分けようと思ったんじゃないかということ。
社名には「」を付けて、製品はママ表記。
でも、2行下を見ると、そうなっていないんですよね。
「味の素」広報によれば・・・になっていたら良かったのに。

そこで、初稿を確認してみたのです。
そしたらですね、「味の素(以下、製品を表すときは味の素)」なんてことは、どこにも書いてないんですよ。
問題の部分も、
同社広報によれば、「味の素」1に対してデンプンは20生産され、その処理に困っていたところだったという。
になっていました。

そうか、編集が勝手に手を入れて自爆したんだな。
あのですね、こういうことは、得てして起こります。
結論。「おかしいんじゃないの?」と思ったら、原因のほとんどはライターではなく、編集の仕業です。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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