[1318]二重否定は使えないこともない

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

話しコトバと書きコトバは、かなり印象が違うようで。
先日、某弁護士の取材をしていたら、「解決できない問題なんて、原則としてないと思っている」とおっしゃるんですな。
このセンセーがスゴ技なのではなく、係争相手が「なるほど」と思えば、主張は通り得るという理屈。
要は、法律手続きを使わずに人的解決で勧めれば、落としどころは無限だろうと。
なるほどね。

感心している場合じゃなくて、二重否定のお話でしたな。
お言葉をテキストに落とす段になって、ちょっとクドさを感じてしまったんですね。
結局、
「どのような事案にも、必ず解決への道筋は残されている」
にしました。
話しコトバならそれなりにインパクトがあるのですが、聞くと読むでは、やはりイメージが違ってきます。

1318.jpg
「にじゅうひてい」ならぬ、「じゅうにひとえ」的な茶濁画像

ただ、どうしても強調したいときは悩みますね。
夜明けの来ない朝はない/どのような夜でも朝は来る
心配せぬ日は1日としてなかった/常に心配を抱えていた
彼じゃなかったらできなかったでしょう/彼以外の誰にできたでしょうか
いたずらに二重否定がNGというのではなく、詩的表現がなじむかどうか、全体とのバランスが大切。
特にインタビューの場合、対象者のトーンが弱まってしまうぐらいなら、そのままイキにしたいもの。

今回の場合、
「どのような事案にも、必ず解決への道筋は残されている」
で十分力強いですから、これは言い換えておきましょう。
ママイキだと、ちょっとウソ臭く感じますしね。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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