[764]いごん、ゆいごん、いしょに関するアレコレ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

金曜日なのに、仕事の話題でごめんなさい。
「終活」というコトバをチラホラ見るようになったので、まとめてみる気になりました。
表記は遺言、読みは「ゆいごん」ということで、先に進めます。

遺言には、「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」、それに「秘密証書遺言」の3種類があります。
このうち「秘密証書遺言」はうっちゃっていいです。存在自体を無かったことにしてヨシ。
いままで200人以上の弁護士を取材していますが、扱ったことのあるセンセーはいません。

「自筆証書遺言」ついては解釈がさまざまで、「あんなのトラブルの元だ」とする弁護士もいれば、「危険だけど、使い方一つだよね」という人もいる。
なぜなのかを突き詰めていくと、すべて「公正証書遺言」の裏返しになるので、こちらのメリットを説明した方がスムーズかと思います。

764.jpg
いつにも増して、茶濁画像でございます

「公正証書遺言」の優れている点。
公証役場で公証人という遺言のプロが作成するので、無効と見なされる要件漏れや、紛らわしい表記を避けることができる。
例えば「家屋敷は長男に」という場合、上物の建築物だけなのか土地を含むのか不明ですよね。もしくは、田畑を含めた敷地全体かもしれない。
公証人なら、神経質なほど細かく指定してきますから、誤認の恐れがありません。

また、作成者本人の意志能力を担保してくれる点も大きいでしょう。
これはどういうことかというと、「じいちゃんが、こんな遺言を書くはずない」とか「ボケてたし、長女にそそのかされたんじゃないか」といった疑いをシャットアウトしてくれるってことなんです。
それに、保管をしてくれるから、紛失や発見されずに終わるということもない。
検認手続きも省けます。
逆に「自筆証書遺言」は、こうした疑惑を持たれやすいわけですな。

スペースが余ったので、検認手続きについて、自分なりの解釈を述べておきます。
これは、遺言が有効か無効かを問うものではありません。
しいて言うなら、「遺言があったぞ」という裁判所による宣言かな。
存在を明らかにしておけば、従うこともできるし、争ってもいい。
何をするにも、とりあえずスタートラインに並べと。それからヨーイ、ドンだと。
そういう理解なんですが、合ってますでしょうか。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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