[1318]ほかと他と外

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

他の人の意見を聞く
各市区町村ほか鉄道会社でも扱っている
我慢するなんてもっての外だ

ついこの間まで、「他」のヨミは「た」に限られていました。
その他は「そのた」で、他人は「たにん」。常用漢字音訓表で、そう定められていたんですね。
すると、「ほか」と読ませる「その他」はどうなるんでしょう。
この矛盾を解消するため、「ほか」は原則としてひらがなとしますよと。
そんな、ヘンテコなルールが流用されていたようです。

ちなみにいまでは、他の方法でも、ほかの方法でも、どっちでも良いことになっています。
記者ハンさんも、別物については「他」で、範囲を超えている場合は「外」、ただし迷ったら「ひらがな」としています。
ここまでは、原則論。

1319.jpg
思いの外、育っちゃったもんで、範囲を超えてしまいました

では、実践でどうしているかというと、自分の場合は字面で選んでいます。
困ったことに、外や他は、読点を挟まないと使いづらいときがあるんですね。

思いの外育っちゃった
行政他鉄道会社でも

このような語尾の場合は、ひらがなの方がいい。
つまり、「外」は100パーセント「ほか」になりますな。
逆に、語頭ではこうした制限を受けないので、漢字が使える。
もちろん、文の中で揺れてしまうのはNGですが、幼稚ちっくになるかどうかも分かれ目じゃないですかね。特にひらがなだけが続くときは要注意です。

他のメニューは何があるんですか/ほかのメニューは何があるんですか
他ではうまくいかないことがあります/ほかではうまくいかないことがあります
他の国では他人ごとに他ならない/他の国では他人ごとにほかならない/ほかの国では他人ごとにほかならない
まあ、最後の例は、ワーディングを変えますが。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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