[1320]頃がなじむころ、時を使うとき

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

この手の類いは、副詞節というそうですな。
そんなわけで、時間軸を絞り込む副詞節、「頃/ころ」「時/とき」の使い分けです。

まず、「頃/ころ」からいきましょうか。
記者ハンによれば、日時や時間の後に付くときは「ころ」なんだそうです。
子どものころに、良く遊んだ。
3時ごろ、関東地方で地震が発生した。
一方、コトバとして一連になっているものは「頃」。
 豆腐の食べ頃は、煮えっパナに限る。
 桜の見頃は4月の上旬にかけて。
ただし、頃で終わる場合は「ころ」でひらくらしい。
 煮えっパナが豆腐の食べごろ。
 4月の上旬にかけてがサクラの見ごろ。

何だかややこしいですね。
基本はひらがなで、一連になっているものだけ、しかも気が向いたら「頃」ということでいいんじゃないでしょうか。

1320.jpg
春先が見ごろ。春先が見頃といわれている。変でしょ、それ

次は「時/とき」。
同じく記者ハンによれば、厳密な時間を指すときは「時」。瞬間で言い換えられる場合ですな。
 気付いた時はすでに遅かった。
 相手がひるんだ時、攻めに転じる。
In the case of の場合は「とき」。場合で言い換えられます。
 話し合いがまとまらないときには、裁判を申立てる。
 事故に遭ったときは、安静にしていよう。
また、どちらともいえない場合は、ひらがなにしておきますよと。

自分の場合、めんどくさいから、全部「とき」にしています。
ただ、対比表現をするとき、迷うことがありますね。
 生まれた年、命を授かった時が、人生のスタートだ。
 あれは、東京オリンピックの年、日本が生まれ変わろうとした時に、その事件は起きた。
前後とも漢字で合わせたいじゃないですか。

いつも言っていることですが、ルールをアリキにしてしまうと、表現が乏しくなると思うんですよ。
禁則破ったって、誰が気にするわけでもなし。
要は、そうする理由があるのかということ。
ライターは、個性を生かしてナンボなんです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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