[1325]助詞のカブリ、再考

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いままで、ハガデノヲニのような助詞が繰り返されることを、病的なまでに嫌っていたのです。
「実は、気をつけなくてはいけないのは、人は間違いを起こすことではないでしょうか」
「は」が4回。
こんな文を作るヤツなど、ライターの風上にも置けないと。
「現実問題として気をつけたいのは、間違いを犯すのが人間なのだということ」
多少力業になったとしても、とりあえずカブリだけは避けたかったのです。
逆に長文で一切の重複がないと、「あっ、きれいな文だな」と感嘆しておりました。

で、今回の本題。
まずは、最初に書いた原文をご紹介します。
「弁護士というと、最後の場面で登場する調整役のようなイメージがありますが、事前の段階でもお役に立てることもあるはずです」
まず、後半の「も」の連続が気になりますね。
「弁護士というと、最後の場面で登場する調整役のようなイメージがありますが、事前の段階でもお役に立てることがあるはずです」
今度は、イメージ「が」の部分も含めて、「が」が3回も多用されてしまいました。

1325.jpg
初心にカエルの図、茶濁ですが理由は後述

「弁護士というと、最後の場面で登場する調整役のようなイメージがあるものの、事前の段階でもお役に立てることがあるはずです」
これでもいいんですが、2つの「も」が近くて、もっさり感じませんか。
「弁護士というと、最後の場面で登場する調整役のようなイメージがあるものの、事前の段階からお役に立てることがあるはずです」

これとですね、2番目の文を比較してみてください。
「弁護士というと、最後の場面で登場する調整役のようなイメージがありますが、事前の段階でもお役に立てることがあるはずです」
「弁護士というと、最後の場面で登場する調整役のようなイメージがあるものの、事前の段階からお役に立てることがあるはずです」

正直、上の方がしっくりきませんか。
どうやらヘタにこねくり回し過ぎると、良くわからない日本語ができてしまうようです。
ならば、何も考えなかった段階のナチュラルな言い回しを選びたい。
記者ハンさんもセーフだし、いっそのこと、カブっちゃえと。
最近、そう思うようになってきました。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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