[1226]上海市場への国家介入を巡る是非論

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

中国株の暴落で用いられた「サーキットブレーカー」という荒技。
もともとは「回路を断つ」という意味なんでしょうが、結果として「機能が停止される」ことから、後者のニュアンスで使われているのでしょう。

さて、株価の下落に関連して中国が直接介入を図っているという見方があり、これを「おかしい」とする論調もあるようです。
自由市場なんですから、子どものケンカに親が出てくるようなものですよね。
でもね、中国とはそういう国なの。

別に冷やかしたり突き放したりしているのではなくて、共産主義国家ですから、国が経済を統制するのは当たり前なんです。
むしろ、そういう環境のなかに上海市場があることを「おかしい」とすべきでしょう。
それに、日本だって、日銀が入ってくるじゃないですか。
表向き政治とは独立していますが、黒田総裁と阿倍さんのツーカーを見ていればわかりそうなもの。
つまり、国家介入は程度問題なのです。

1226.jpg
『THE WALL STREET JOURNAL』の特集、市場介入についての各論

例えば、こうした国家間の違いを、戦国時代のオンラインゲームに例えてみましょうか。
ノールール、つまり規制がない状態では、刀ややりを相手に波動砲を持ち込んでも良いことになります。
だけど、それではゲームが成り立たないから、武器に制限を付けるわけです。
せいぜい、妖刀正宗などの裏アイテムがあると、徳川軍に有利なったりする程度。
これが東京市場。

対する上海市状は、兵隊が100人以下になると、全滅を防ぐためにログインができなくなるような仕組み。
強大国が併合しようとしても、その日の活動は続けられない。
そして、そういう勢力にシステム側が増兵をしてくれちゃう。
こうなってくると、全滅による攻城戦が成り立たないのですが、翌日以降に交渉すればいいわけですから、やろうと思えば全国制覇もちゃんとできる。
単に「戦略が違ってくるよね」というだけだと思うんですよ。
もちろん、参加の判断は自由。
もう、そういうゲームなの。「おかしい」と感じるなら、やらなきゃいいじゃん。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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