[1231]増殖炉としての議論になっていない「もんじゅ問題」

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

使った分より多くの燃料を生むといわれる、夢の原子炉「もんじゅ」。
運営主体である「日本原子力研究開発機構」の管理がずさんなので、後釜を探そうとしてみたものの、誰も手を挙げてくれない事態になっています。
そんな調整能力のない文科省に見切りを付けたのが、経産省。
「科学」ではなく、「エネルギー」という枠のなかへ引っ張ってこようとしているわけですね。
なので、議論の的が永田町の利権争いになっちゃってる。
「もんじゅをどうするの」という本質は、二の次なんです。

よく考えてみると、コトの本質も「もんじゅ」ではないですよね。
使用済み核燃料も含めた、「原子力をどうするの」じゃなかったでしたっけ。
例えば、別タイプの増殖炉を研究するって方法もあるわけじゃないですか。
個人的には、水とナトリウムが壁一枚で区切られているところに、ものすごい不安を感じます。

1231.jpg
もんじゅの仕組み(日本原子力研究開発機構)

原子炉はナトリウムを使って冷やしますよと。
そのナトリウムは、別途水を使って冷やしますよと。
ところが、この両者が混ざると爆発を起こす。
炉内では漏れているんでしょ、ナトリウム。
加熱器や蒸発器だって、同じ事が起こるかもしれないじゃないですか。

一応、その想定もしているので、原子炉本体からは放しているらしいです。
でも、ナトリウムが直漏れしてくるわけでしょ、放射能を帯びて。
こういう危なっかしいのは、廃炉でいいじゃん。
別のを造ろうよ。
なまじっか「もんじゅ」にとらわれていると、そういう発想が出てこないのかなあ。
あっ、そうか。
利権争いしているんだっけ。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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