[1333]ラブレターシンドローム

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

しばらく細かなワーディングばかり取り上げていたので、今回は大きい話です。
どんなにノリノリで原稿を仕上げたとしても、必ず「日を置いて」見直すべき。
そうすることで、第三者の視点が保てます。
練りに練った大作が書けたと思いきや、他人からすると意外にそうでもない。
かつての青春時代、同じような思いをしたことはありませんか。
自分はこれを、「ラブレターシンドローム」と呼んでいます。

1333.jpg
ハート型の切り株という茶濁でございます

試しに、書き下ろしたばかりの中古車ディーラーの原稿を引っ張ってきましょうか。

例) 運転席の位置を一番後ろまで下げた上で、フロアマットも外し、隅々まで触って確認するのだとか。
・・・下と上が連続して、もやもやしますよね。
修正) 運転席を一番後ろの位置まで下げた状態で、しかもフロアマットを外し、隅々まで触って確認するのだとか。

例) 確かに、こうした部分なら、ごまかしは効かない。しかし、それはユーザーにとって、重箱の隅をつつかれるようなデメリットにならないだろうか。安く売ってもらう一方、高く買ってほしいというのが、利用者の本音だろう。
・・・「だろう」のカブリがあり、全体的に読みづらい。
修正) 確かに、車の素顔がのぞけるのは、このような隠れた部分だろう。しかし、ユーザーの本音は「安く買って、高く売る」にある。重箱の隅をつつくようなツッコミは、かえってデメリットにならないのか。

例) この点について――さんは、身近に車業界へ携わっていた人がいたら、同行してもらうのがオススメだという。車好きの友人などでもいいのだが、やはり間違った知識や我説が混ざり、客観的とは言い切れないらしい。そうではなく、査定ができるようなレベルなら、「自分としては嫌だけど、無敵ですよね」との談。
・・・同上。
修正) この点について――さんは、車業界へ携わっていた人が身近にいたら、「ぜひ、同行してもらうように」と勧める。車好きの友人などでもいいのだが、やはり間違った知識や我説が混ざり、客観的とは言い切れないらしい。「自分が最も嫌なのは、査定ができちゃう人。無敵ですよね」との談。

キリがないので、この辺に。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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