[1433]人は無意識に、後の選択肢を選ぶ

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

インタビューをしていて、「AかBか、最近手がけられたケースってあります?」なんて聞くと、たいていBの例を答えるんですね。
これ、不思議です。

「暴力か不倫の例」とたずねれば「不倫」。
「遺言か遺産分割」なら「遺産分割」
飲食店の場合でも、「人気メニューか得意料理」といえば、「得意ねぇ、何だろ」などと悩んでいる。人気でもいいのに。

ということは、だ。
「答えてほしい方の質問を後に置けば、かなりの確率で選んでもらえる」ということなのです。
弁護士さんだと、正直、どっちでもいいな。
一方、飲食店は使いようですね。
だって、食べたいものを出してもらえるんですよ。しかも、こちらで指定せず、あたかも向こうが選んだような呈で。

1433.jpg
このセンセー、結構クセのある本を持っていました

おそらくですけど、最初に言ったことをスルーしてしまうんでしょうね。
直近に聞いたキーワードに、条件反射して答えているんじゃないかな。
なので、本当に吟味してほしいときは、質問を繰り返します。AとBの順序を逆にしたりして。

「暴力か不倫の例がいいんですけど、不倫でも暴力でも、どっちでもいいです」

こうすると傾斜が同じになって、どちらかに転がるという事態を防げます。
これ、ちょっとしたことですが、案外重要なテクニックだと思っています。
本音じゃなくて、インタビュー側のバイアスが入ってしまうのですから。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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