[1435]ライターを連れて行けば記事ができる? ふざけんなっ

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

何度も繰り返すようで恐縮ですが、記事は、取材の前にできているものなの。
現場は、ディテールを穴埋めする場に過ぎないのっ。

例えば、複数の教室を展開している学習塾があったとしましょうよ。
そのうちの大宮校は、すでに取り上げたことがありますと。
今度お願いしたいのは、八千代校ですと。
大宮の記事を参考にしてください。
そんな依頼が来ました。

そこで記事を読んでみると、「点数主義ではなく、人を育てる」のがポリシーらしい。
ちょうど朝日新聞の副読紙に「東大 VS ハーバード」の特集があったので、参考にさせてもらいました。
ハーバード・・・つまり「人物主義」は、家柄や親の資力が関係してくるので、実は差別につながるのではないかと。
その点東大・・・「点数主義」は、能力本位で評価を行うので、かえって公平な人選が可能。
なるほど、そういう見方もできますな。

1435.jpg
学力も、厳密な意味では資力の差につながるが

で、本番。
もう、全然違うのよ。大宮と八千代では。
「大宮の記事を参考にしてください」なんて、良く言えたと思う。

そうなると、ぶっつけ本番じゃないですか。
リサーチしてきた時間は何だったんだろう。
せっかく記事イメージを作ってきたのに、全部ムダ。

もちろん、それなりの対応はしますよ。
でも、そういう話じゃないんだな。
「おもしろい取材ができて良かったですね」って、全然反省してないんだもの。
たぶんですね、ガキみたいなライターが、その場の勢いで記事を量産しているんでしょう。
編集も、それに慣れちゃってる。

でも、プロは違うからね。
「人物主義と点数主義」みたいな主軸となるテーマを見つけて、そこを深掘りしていくんですよ。
取材相手とヘロヘロになるまでギロンを尽くして、やっと核心が見えてくる。
それを、「驚き」―「発見」―「共感」のストーリーテリングに落とし込んでいく。
そうしなきゃ、おもしろくならないでしょ。
見た目だけストーリーテリングを作っても、意味ないの。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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