[1336]事実、本当は違います

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

最近、前置きナシにいきなり
「事実、うんたらかんたら」
ってコピーを見かけませんか。

「事実、○○掃除機は、お部屋の空気をきれいにします」
「事実、多くの女性が選んだのは、▲▲でした」
「事実、60歳以上の8割の方が、■■で命を落とされています」

くどいっていうか、要らないですよね、コレ。
逆にうさんくさく感じるようなところがある。
事実、いままでそういう認識じゃなかったから、啓発ちっくなコトバをかぶせているんでしょう。

1336.jpg
ガラス戸は開くという認識を持っているから、「事実、開きません」

さらに言うと、事実の結びつけ方によっては、誤認を与えることもできるわけです。
「事実、漂白剤を使わなくても、良く落ちます」
そりゃそうだろうよ。どんな洗剤だって、ある程度はキレイになります。
「事実、★★ネットなら、いつでもつながります」
頻繁に落ちていたら、商売にならないでしょ。

つまり、比較や数字的な裏付けが伴っていないと、ステマになり得るってことなんですね。
「事実、丸の内OLの7割が、このコーヒーを選んでいます」ならOK。
「事実、多くの女性が選んだのは、▲▲でした」はNG。
だって、「多く」であっても「過半数以上」とは限らないから。
「事実、100人のうち68人が、XXよりYYコーラを買っています」ならOK。
「事実、YYコーラは売れてます」って、一本でもそういえるじゃんね。

そもそも、インチキしそうな会社が使いそうなコピーじゃないですか。
「事実」とか言っておかないと、信じてもらえない。そういう不安が裏にあるんだと思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR