[1437]かつて嫡男が家督を継いでいたことには理由がある

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

地方の旧い家には、いまだに「跡継ぎ全部取り」の習慣が残っているそうで。
現在の民法は、平等の観点から、こうしたバイアスを禁じています。
遺言などでねじ曲げようとしても、慰留分という仕組みで対抗できるようになっている。

自分は長男側ですけども、まあ、それはそれで「普通」という気がしますね。
自分の面倒は自分で見ろと。
親を頼るなと。

そうなると、なぜ以前にそのような慣習が残っていたのかが気になります。
「一代で稼ぐ」という発想が一般的ではなかったから、富の拡散を防いでいたのでしょうか。
「家・家名を残す」ことが最優先されていたからでしょうか。

そんななか、とある都議会の議員に会う機会がありまして。
先生によると、「嫡男が遺産を全部もらうのは当たり前」なんだそうです。
その変わり、先祖の墓を守る義務が課せられるんだと。

1437.jpg
ギリギリのところで茶濁させていただきました

なるほどね。
一理ある気がする。

基本的には「家を残す」という方向なんですけど、家系の糸を切らないというのか、一家の歴史を墓に凝縮して受け継いでいくというのか。
戸籍簿代わりみたいなものだったんでしょうかね。
そこに立ち返れば、いつでも過去の履歴にアクセスできる。
履歴をフルで残すには、財産もフルである必要がある。もちろん、それなりの費用も必要。
よって、全部取りがふさわしい。

仮にこの説が正しいとすれば、現代の民法は、先祖の供養を否定していることになるんですね。
確かに、そのような風習が薄れてきた点は否めません。
全部が全部当てはまるとはいえませんし、時代にそぐわないところもあるのですが、多少は心に残りませんか。この話。
今度、弁護士さんにぶつけてみようかな。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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