[1440]ニッチなエサで、マスをねらう方法

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

前回の続きです。
さまざまなツアーを企画しているタクシー会社に行ってきました。
いや、目からウロコの連続。
代表取締役が、かなりのアイデアマンなんです。

例えば、話題になった「心霊スポットツアー」。
ネタなのか販促行為なのか聞いてみたかったんですが、やはり、社名の認知度アップを狙っていたそうです。
こういう珍しい企画を当てれば、マスコミが取り上げてくれるだろうと。
客層というかニーズとしてはニッチなんだけど、ワイドショーで取り上げられればマスになると。
結果、翌年の入社希望者が「倍」になったとのこと。
すべて計算の上、低予算による宣伝活動だったわけです。

1440.jpg
「ゆっくりボタン」も業界初のアイデア

これは、病人やエコ活動に意識が向いている人などに人気の、運転手にスピードを落とすよう合図をするボタン。
前提として、タクシーの料金は、渋滞などにつかまらない限り距離制です。
ゆっくり走ったところで、費用は変わらないわけですな。

それどころか、実は燃料費が削減できるし、会社にとっておいしい話なんです。
資金がプールできたら、良い燃費のタイヤに変える。
さらに、プリウスなんか導入する。
経費削減が、どんどん良い循環を起こす。
まだ記事を書いていないので、これ以上はやめておきます。文章のイメージが固まっちゃいますからね。

いや、おもしろかった。
バスの事故関連で、輸送業における人件費の低迷が問題になりましたが、そういう話題にも回答してくれて、得るところ大。
というか、オモシロ会社として人気になれば、コストなんて関係なくなるんですよね。
人間も一緒だな。
器に収まっている限り、「やりたいことなんてできない」というお話でした。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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