[1442]テキストが先か、画が先か

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

某媒体では、約3500字のテキストに対し、最低でも10点の画像を使用します。
飲食店やショップなら、いくらでも商品を撮れますからね、何も考えなくていい。
ところが、金融商品のように形のないサービスを提供している企業の場合、せいぜいパンフレットぐらいしかないんですよ。
もちろん、取材対象者の画は抑えます。
しかし、10枚のうち、6枚も7枚も同じ人物というのはどうかと。

そこで、取材前にライターからカメラマンへ、イメージカットを依頼しておくことがあります。
例えば、保険会社だとしましょうか。
まず、交通事故用に車の画がほしいですね、ナンバーが映っていないような。
火災保険を想定して、消火栓なんてのがあると気分ですな。
家財保険だったら、タンスの持ち手をアップにしたりするとおもしろい。

「なるほど、わかりました。インタビュー中に外観を撮るので、そのときに、この辺を探してみます」

で、コレだもの。

1442.jpg
背景はボカしてあります

きっと、探したけどなかったんだよね。
「これしかない」ってリキ入れた写真じゃないんだよね。
でもさ、うーん・・・。
結局、過去に取材した「出初め式」の画像を引っ張り出してみたり、オモチャの車と人形で事故っぽいジオラマ作って自分で撮ったり。

カメラマンといえども、「どういう原稿がかぶさってくるのか」がイメージできていないと、得てしてこうなります。
ここがスチールとビデオの決定的な違い。
つまり、動画は画自体がメッセージを兼ねるので、カメラありのナレーションになります。
ところが、スチールの場合は、テキストありのカメラ合わせ。
少なくとも自分では、そう思っています。
人物の写真ばっかり送られて、ほかはお茶を濁したような画ってことになると、これ、原稿書けないですよ。
わかってくれないかなあ。工事現場の消化器じゃないよね、イメージ画像って。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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