[1343]従業員、社員、労働者の使い分け

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題の件。
考えるのがめんどくさい人は、「従業員」で統一しちゃってください。
意味を知って使い分けたところで、読み手や編集者が知っていなければ、せっかくの意図が伝わりませんしね。
そういうことで、いいんじゃないでしょうか。

やっぱり、ダメですか。
エト、本論へ入る前に、命令を受けて仕事をしている人のことを「労働者」、指図しているエライ人のことを「使用者」としておきます。
一番エライ人は「経営者」になりますが、「使用者」とする場合、役員クラスを含むと考えてください。
あと、「社員は株主を含む」なんて説明もありますが、そんなのは無視しましょう。
ゴタクは置いておいて、日々の言葉のなかでどう使い分けて行くかを考えていきます。

1343.jpg
正式な辞令を受けている相鉄の「そうにゃん」は社員なのか

「労働者」については前述の通り。部長と取締役が分岐点になるんでしょうか。
ただし、特定の会社内に限らない使われ方をするのが特徴です。
世の中の構図というのかな。
例えば、「労働者の悩みどころはランチの確保だ」という場合、日本中が困っていなきゃおかしい。

一方、「社員」になると、正式な雇用を受けた労働者というニュアンスが出てきます。
よく、アルバイトやパートのグチで、「社員はいいよね、アレがナニしてるから」みたいなのってあるじゃないですか。

最後。「従業員」は、個別の会社で汗をかいている人全般です。
「従業員の悩みどころはランチの確保だ」という問いは、「2階に社食作るか」で解決できちゃう。
日本中が困ってはいません。

整理すると、労働者>従業員>社員。
ここで問題にしているのは、あくまでニュアンスの話。他人の受け取り方というか、文章の伝わり方ですからね。
どっかの辞典に書かれていることではなくて、世の中に流通しているコトバとしては、この理解でいいのではないかと。
もちろん、「ウチの労働者に教えてあげたい」「社員の側に立った発言」でも、いいっちゃ、いいでしょう。
一応、伝わるもの。

そうじゃなくて、意識した上で使い分けるなら、「労働者の権利を守るのだ」「当社の従業員なら10%引きです」「社員だけが特別な扱いを受けていないか」といった違いが出せるということです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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