[1248]農薬散布にもなり得る、ヘリコプターマネー

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

最近の紙面で「ヘリコプターマネー」という文字を目にする機会が多くなり、これは何なんだろうと調べてみたら、ますますわけがわからなくなりました。
これに関連して、日銀が国債を無利息返済不要にするオペレーションもあるのだとか。
返さなくてもいい借金って、いったい、何なのよ。

まず、当の「ヘリコプターマネー」からいきましょうか。
これは読んで字のごとく、ヘリコプターでお金をばらまく例えのこと。
消費が冷え込んでいるときの起爆剤ですな。
地域通貨の発行みたいに直接的なものもあれば、マイナス金利みたいに「お金を預けてみろ、減らして返すぞ」的な政策も含まれますよと。
ここまではOK。

1248.jpg
一般的な説明としての「朝日新聞DIGITAL」

じゃあ、誰がバラまいてくれるのかというと、これは国になります。
その財源は税金と国債ということになるんですが、わかりやすく国債に絞ってみましょうか。
国債は、「利子付けて返すから、金貸してくれ」という国の借金ですよね。
個人や一般の金融機関、日銀などが引き取っている。

ところが、日銀さん。ほかの人が持っている国債を買い取るよと言うんですな。
さぞかしガッポリ稼ぐのかと思いきや、国に対し、利息も要らないし催促もしないと言い切る。
そうなると、政府にとっては無限の財源を得たも一緒で、ヘリコプターを次々と離陸させることができる。
では、なぜ日銀の気前がいいかというと、国に倒産されるより、景気が上向いて増税に結びついた方がマシだから。
取りっぱぐれてしまっては、元も子もないから。

でも、大損しないですかね。
実は、ここから先が悩ましい部分で、日銀さんはすでにアテを持っているんですね。
それが、一般の銀行などから預けられているお金。「準備金」とか「日銀の当座預金」とか呼ばれているようですが、要は、国民の貯金です。

つまりですね、ヘリコプターマネーでバラ巻かれるのは、私たちのお金なんですよ。
それを、さも得したかのように使うことが期待されている。
もう、こうなると、ドロボーですよね。
待っていても景気上昇率2%は達成できないから、金庫からお金盗んじゃえと。
それで、義賊ネズミ小僧を気取ってやれと。
もしそうなったとしたら、こっちがネズミになって、沈み掛けている船から逃げ出しますよ。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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