[1450]文にならないおいしさ

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

竜宮城は「絵にも描けない美しさ」なのだそうですが、「味」にも似たようなところがございまして。
ライターとしてあってはいけないことなのですが、だからこそ悩む部分もあります。

そんな出来事が起きたのは、鉄板焼きのお店でした。
自慢は、「一度食べたらほかの店へ行けなくなる」というお好み焼き。
確かにうまいですよ。
ただし、このレベルまで行っちゃうと「口に入れた瞬間、フワトロの生地が・・・」なんてやってもダメなんですね。
何ていうのかな。想像を絶する神様がいたとして、それを説明すると、想像できる範囲におとしめちゃう。
「絵にも描けない」からこその竜宮城であって、絵になっていたら、ただの「きれいな城」なんですよね。

1450.jpg
おカミさんが、トッピングしたネギを焦がしているところ

あのね、神様のお好み焼きは、生地じゃなくて具がおいしい。
もはや、お好み焼きじゃない。
具が上手にまとめられ、食べやすくなっている料理方法。
生地を食べている感覚がないので、フワトロとは違うわけです。フワトロなんだけど。

難しいですね、こうなると。
実際は、文にする限り、おとしめる必要があるんでしょう。
もしくは、神様の使うコトバで書かなくてはいけない。
そんなこと、人間にできるのかって話です。

いま作文しちゃうと完全に人間コトバになってしまうので、ここはしばらく、ご神託を待ちます。
あの、口に入れた瞬間のイメージだけ忘れないようにしておいて、それが目の前を通り過ぎたときに、すかさず捕まえる。
さて、どんな表現になるんですかね。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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