[1252]生前退位問題で論ずべきは、宮内庁の立ち位置

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

天皇陛下が退位をご検討されているそうです。
これに対し政府は、皇室典範に定めがないことと、政治色に染まる可能性があることを理由として、今後の議論に続けていきたいとしています。
ただちに了承とは、ならなかったんですね。

少し矛盾を感じるのは後者で、宮内庁が否定しているということ自体、政治色の現れですよね。
だって、「他人が介入するのはダメだから、オレが介入する」というロジックじゃないですか。
一方の前者については、現行法以降の三代に限っての話で、過去には「退位」の実例があったようです。
まあでも、「決まりがないなら、作っとけば」というような気がしています。

有識者の意見を募るというのも変な話で、そもそも天皇家の問題に庶民が口出しして良かったんでしたっけ。
有識者は選挙で選ばれていないから、政治的な介入ではないと。
そんな話なんですかね。

1252.jpg
論点の矛盾を抱える『読売新聞』の社説

それよりも驚いたのは、陛下が自ら、手続きなどの「間違い」を認められたこと。
かつてなら、絶対あってはいけないことなんですよ。起こってもダメだし、それをオープンにしてもダメ。
だって、神様が間違いを犯すはずないですから。
この議論が起きていないということは、明言するのが控えられるので表現を工夫せざるを得ないところですが、人間性を認めたということでしょう。
だったら、退位のお考えについても、そうすればいいのに。

ただ、つい先頃、話題としてあったように、男系の継承者がいらっしゃらない状態で退位されると、いささかやっかいなことになる。
なので、論ずべきは、宮内庁の役回りだと思います。
アドバイザリー機関なのか、管理監督官庁なのか。
それに、退位とか女帝とか、そのときどきのことをギロンしていても、一過性で終わっちゃいますよね。
で、無事のど元を過ぎたら、なかったことにする。
いや、なかったことにしたがっているのか。
あれだけ功績のある方なのに、何だか、ないがしろにしているような印象を受けます。
最上級の敬語で書かれているものの、モノのように扱っちゃっている感が、ひしひしとしませんか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR