[1355]動詞が連続する文を作るうえで参考にしたいコツがあるテキストの直し方

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

今回のお題は、一つの文の中に動詞が二つ以上出てくるケースです。
「セメントが固まらないよう、常に外側のドラムを動かし続けている」
このような独立した文が並ぶときは、別にどうこうという話じゃありません。

「初めての方でも使いこなせる持ち運べるツール」
「電話がかけられた履歴の残った記録」
この辺から、どうやら怪しくなってきます。

なぜかというと、人は最初の動詞を見たとき、そこがオチだと思ってしまうんですね。
「初めての方でも使いこなせる」でフーンと思ったのに、まだ先があることで、落ち着かなくなっちゃう。
あるいは、後半の「残った」に対する主語が一瞬、見分けづらくなる。

1355.jpg
イチゴが一緒になった凍らせた素材

では、対処方法です。
「初めての方でも使いこなせる持ち運べるツール」
「初めての方でも使いこなしやすい持ち運べるツール」
こそくな手ですが、動詞を一つ形容詞にしました。
そうすると名詞と結びつきやすくなりますから、「使いこなしやすい+ツール」が一連のものに見て取れるわけです。

「電話がかけられた履歴の残った記録」
「電話をかけてきた履歴が残った記録」
主語を履歴に絞り込むため、もう一方の紛らわしい名詞は目的格に変更しました。
でも、気持ち悪さは依然として残りますよね。
こういうときはワーディングを変えるべきで、テニヲハレベルの修正は避けましょう。
「通話履歴が残った記録」
「イチゴごと凍らせた素材」

動詞のダブル使用は、自分で気付きにくいところがあり、要注意です。
何となくの不自然さはあるはずなんですよ。
そこに対し、「どうしてなんだろ」という目を向けることで、やっとこさ気付く。
あっ、「自分で気付きにくいところがあり」もそうですね。
「自分で気付きにくいポイントなので」に訂正します。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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