[1458]規制? それとも放置? 観光客のマナー

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

契約社会で育ってきた外国人に対し、「規制をしていない」と告げることは、「何をしても文句を言わない」と同じことなんだそうです。
国際取引の法律を専門にする弁護士さんが、そう言っていました。

ここで、いったん話は飛びます。
先日、某観光地の年末イベントを取材していたら、関係者の人が
「郷に入りては郷に従ってほしい」
というような発言をしていたんですね。

気持ちはわかるけど、ちょっと無理がある気もします。
なぜなら、「目に見えない物事の有無は、確認しようがない」わけですよ。
どこだか忘れましたけど、子どもの頭をなでちゃいけない国って、ありましたよね。
そういう文化は、言ってくれないとわからない。
もしくは、立て看板みたいな「規制」を設けることが必要なんです。
そうしないと、「何をしても文句を言わない」と受け取られる。

1458.jpg
ということで、「さしるな」という茶濁でございます

一方、日本には「暗黙の了解」というのがあって、規制と放置の間に、ある種の「道徳」や「常識」みたいなものが挟まっています。
ところが、この概念は、法による裏付けを伴っていません。
したがって、役所や警察に「外国人のマナーが悪いので、何とかしてほしい」と言ったところで、打つ手がないんですよ。

なので、手っ取り早い方法としては、そっこら中に立て看板を立てることでしょう。
私的な法なので罰則が伴うかどうかは微妙なものの、少なくとも「注意した」という事実は成立します。
注意してもやめなかったんだから、迷惑行為としてナニできるんじゃないでしょうか。
もっとも観光地だけに、美観が損なわれたりはしますけどね。
でも、耐えられないほどの被害を受けているのなら、外国人に何かしらの「契約」をさせる必要がるってことです。契約というのか、要は規制です。

問題は、10億人大陸に住んでいる方への対応でしょう。
彼らは契約社会とは無関係です。
それでも、日本固有の「道徳」や「常識」に期待するのは間違ってますよ。
自分だって、知らなかったら、子どもの頭なでちゃうもの。
マナーの悪さに文句を言っていても筋が通らないので、旅行代理店経由で説明してもらうとか、バスの降り口に立ってビラ配るとか、観光地の入口でガイダンス挟むとか、そういうことをしていかないと。
それだったら、役所も協力してくれるんじゃないかな。
もしくは、観光地の管理をNPOにさせて、予算を付けてもらうとかね。
そんな話を、取材後の余談でしてみました。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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