[1362]「は」や「が」の後に打つ読点考

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

夜の海はとても静かで、月の光に満ちていた
夜の海は、とても静かで月の光に満ちていた

どちらを選ぶかは、気分じゃないでしょうか。
個人的には上かな。
実は、使い切れていない「何となくのマイルール」がありまして。
先日、ある作家の文を読んでいたら、全く同じ発想をしていることに気付きました。

それは、
主語単独のときに「、」を打つ
主語の前にいろいろと付く場合は続ける
というものです。

1362.jpg
赤信号の影響を受けた影は不気味で、鈍く輝くのだった
その影は、赤信号の影響を受けて鈍く輝くのだった

もう少し例文を出してみましょうか。

近江にいたころの秀吉は孤独で、相談役を探していた
近江にいたころの秀吉は、孤独で相談役を探していた

<主語、述語>の原則に当てはめてしまうと、上の文は不適切なんですよね。
しかし、「孤独」という部分と「相談役を探していた」という部分が切り分けられているので、<理由、結果>がわかりやすい。
つまり、複数の要素を詰め込む場合、「主語は[A]なのに、[B]も持ち合わせている」といった記述のほうがわかりやすいわけです。
試しに、要素をもっと増やしてみましょうか。

かん水不使用の麺は口当たり良く、するすると入っていくのだった
かん水不使用の麺は、口当たり良く、するすると入っていくのだった

下の最初の「、」は、不要な気がしてくる。
一方、
主語単独で始まる場合はどうでしょうか。

近江にいたころの秀吉は孤独で、相談役を探していた
秀吉は、孤独な生活を送っていた近江で相談役を探していた

かん水不使用の麺は口当たり良く、するすると入っていくのだった
その麺は、かん水を使っておらず、口当たり良くするすると入っていくのだった

こんな感じです。
もちろん、全てのケースで当てはまるとは思っていませんが、基本的なデフォとしてもいいのではないかと。
まあ、何より驚いたのは、同じワーディングを意識している人の存在でした。
あっ、この場合の「は、」って、当てはまってないじゃんね。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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