[1710]「取材テーマ」は、事実を切り捨てた先にある

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

やばいですね。
このごろ、ときどき、「最近の若いモンは」って思っちゃいます。

エー、取材を振られましたよと。
さすがにそのままだと怒られると思ったのか、編集が「テーマっぽいモノ」を付けてくるようになりました。
いわく、
「手作りのケーキが200種類もあるんです」
「ホンダのCBfourに特化しています」
「オーダーから完成まで6時間もかからないそうです」

あのさ、それは「テーマ」ではないよね。
だって、サイトに載っているようなことだもの。
テーマっていうのは、極論すると、「利用客のどのような想いに応えたいのか」か「何を実現したいのか」のどちらかじゃない。

1710.jpg
「加工肉が豊富でお買い得」って、取材テーマなの?

つまり、フォーカスすべは事実じゃないんですよ。
形になっていないモノというのかな、事実を通して「その先に見えてくる理念」じゃないですか。
地域の食卓を豊かにしたいとか、忙しいサラリーマンの一助になりたいとか、そういうのがテーマでしょ。
そこを、前さばきで追っておいてほしいわけ。

取材の段階でそれがわかっていると、さらに深掘りができますよね。
「チーズといえば6ピースという時代に育ったから、食文化の奥行きを深めたかった」
「前職で会社員だったとき、修理する時間が無くてさんざ苦労した。こんな想いは、二度とゴメンだ」
みたいな話が拾えたら、共感の幅が広がるじゃないですか。
それなのに、「加工肉が豊富でお買い得」だもの。
メニューと金額を並べればいいってか。
それはサイトの役割でしょ。
記事ですることじゃ、ないでしょ。
まったく・・・「最近の若いモンは」。

何でしょうなあ、考えが足りないって言っちゃえばそれまでなんだけど、想像力が膨らませられないんだろうか。
自分としては、ものすごく当たり前のことをしているツモリで、とにかく、話をおもしろくしたくてしょうがないんですよ。
個人的な興味というのか、感動したいわけ。心を動かされたいわけ。
「ホンダのCBfourに特化しています」で、感動するか? 普通。
何でなんだろう・・・って思わないのかな。
まったく・・・「最近の若いモンは」。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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