[1365]縦書きと横書きで違う数字のニュアンス

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

この間、新聞に「人一倍」に関する説明が載っていて、何ていうか、気持ち悪さを覚えてしまったんですね。
記事で使われていた数詞を順に抜き出していくと、
人一倍、人二倍、2番目に、二つ合わせた、2倍、3万人、2万人、一倍、一大事、一層、一段と、明治8年・・・といった具合です。
ここでは横書きなので、そんなにアレルギーを感じないと思います。
しかし、新聞のような縦書きだと、どうしても違和感があるんですね。

1365.jpg
二人なら2倍の幸せ・・・的な茶濁です

記者ハンによるルールでは、数字自体が意味を持つ場合・・・つまり、3なり8なり0なり個別の数字が入る場合は「英数字」ですよと。
一方、固定した言い回しは、コトバとして一連の漢字を用いるのがふさわしいと。
なので、3万人は3万人だし、一大事は一大事なわけです。
ただ、縦書きになると、いまひとつ、しっくりこないんですよね。

特に、「人一倍」という数字を意識した論旨の場合、多少の工夫が求められるのではないでしょうか。
確かに、内容によって表記ルールを曲げてもいいのかというと、そこには問題はあります。
しかし、宇喜多が2万人とか毛利が3万人とか、そんな例が必要だったのでしょうか。
英数字を使うような話題は避けて、2番目もこっそり「二番目」にしちゃえば、吹き出物バンバンという印象ではなくなります。
つまり、縦書きか横書きかに合わせた構成が必要なんです。
言っていること、間違ってますかね。

幸いにして、縦書きの機会があまりないので、いまのところ普通に書いていますけど。
でも、「二人なら二倍の幸せ」にしますよ、たぶん。
だって、おかしいでしょ、「二人なら2倍」って。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR