[1694]20170325朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

1694.jpg

[1740] 「木々の名は。その4」ユリノキ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

街中で見かける樹木を知ろうという企画、第四弾。
今回は、一風変わったユリノキ。
どう変わっているかというと、葉の形が、なかなかにユニークです。
茎を上にして見ると「はんてん」のように見えることから、別名「ハンテンボク」。
また、「やっこだこ」「軍配」なんて見方もあるみたいです。

確かに、調べるまでもなく、そんな印象はありました。
自分の場合、Tシャツかブラウスみたいだと思いましたけどね。
葉の大きさ自体も、ほかに類を見ないサイズ。
大人の手のひらは、優に超えます。

ユリノキの葉
三方向に分かれた葉先が、さらに割れたような形

ブラウスの木・・・じゃなかった、ユリノキの特徴をもう一つあげるとすれば、花にちなんだ名前が付けられているということでしょう。
ユリとは無関係ですが、ユリに見えなくもない小ぶりな花を付けるそうです。
海外での印象は、むしろチューリップ。
学名もズバリ「tulipifera(チューリッピフェラ)」。

花は季節に関係してくるので、マーブル状の幹で見分けるのも方法。
チェーンがかけてあるような「丸太に模したくい」って、良く見かけるじゃないですか。
茶系統と灰色系があるうちの、灰色系のほうに似ています。
もともと、ユリノキをまねしたんですかね。
ちなみに原産地のアメリカでは、幹からカヌーを作ったりするそうです。

[1739] カメラを持たないカメラマンの話

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

その人は、プライベートで出かけるとき、絶対にカメラを持たないそうです。
スマホやモバイルでも撮影しない。
なぜなら、「写真を撮ってしまうと、そのときの思い出しか残らなくなるから」。

彼の感覚では、シャッターを切ること = 対象を「記録」すること。
つまり、記録したものだけが、成果として残るわけです。
それと同様に、旅行などで風景を「記録」すると、それ以外の出来事が無かったものにされてしまう。
なるほどね。

そういえば、間違って押しちゃった写真を発見して、「こんなとこ、行ったっけ?」なんて思ったことはありませんか。
実は、それも事実なんです。
狙ったショットよりミスした一枚のほうが、得てしてリアルだったりする。

1739.jpg
ミスした例・・・某観光地の散策路には、枕木が使われていた

インスタを否定するわけじゃないですが、写真に熱中するあまり見逃しちゃっていることって、少なくないと思うんですよ。
何だろ。「撮る」っていう呪縛から解放されたとたん、いろいろなモノが見えてくるのではないでしょうか。

例えば、お目当ての飲食店があったとして、その両隣は何のショップでした?
ネコの島でネコを撮っているとき、現地の人は、どんな服装してました?
泊まった民宿はどんな立地に建っていたでしょう。記念撮影した外観しか思い出せないのでは?

そういう怖さが、写真にはあるのです。
いわく「カット」って言いますからね。写真以外の記憶がカットされるのもうなずける。
このG.W.。たくさんの思い出を作るつもりで、多くの真実がすり抜けていってしまうんでしょうね。

[1738] 誰でも勘違いして「ライター」を名乗る

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

いま考えると、ライターになったきっかけは、明らかな「勘違い」でしたね。
後悔はしてませんよ。
もちろん、これからも続けていきます。
ただし、「オレなら、もっとおもしろい文が書ける」という動機は、この世界であまり重要じゃなかったんです。
そうではなく、「求められているモノを、少しだけプラスアルファして納品する」ことが、商業ライターに欠かせない資質でした。

じゃあ、「山ガハ」でやってきたことがムダになったかというと、決してそうではありません。
最近になって思うんですが、「山ガハ」って、文章的なおもしろさはねらっていなかったんですよね。
目の前にあるフツーのことを、独自のフォーカスで「サマる」というのかな。
切り口、あるいは分析の仕方がユニークだったのではないかと。
全国のやきそばから「東湿西乾の法則」を発見したり。
グーグルの検索結果から「生駒軒の発祥地」を推測していったり。
城と神社の位置関係から「レイラインの存在」を導き出してみたり。
ニノキンも、そのノリですよね。あのシリーズは、学術書だったもの。

1738.gif

もはや、過去の遺物でございます

つまり、知らず知らずのうちに、「取材テーマの掘り出し、磨き出し」を練習していたんです。
これは、独立後の貴重な財産になりました。
言葉は不定形ですから、求められているモノを探るのに、「掘り出し、磨き出し」の技術が欠かせません。
むしろ、人が気付かないテーマでサマると、意外な真実が見えてくる。
事実、「生駒軒の発祥地」を割り出していたわけですし、「ニノキンの系統樹」を紡ぎ出していましたよね。
だから、取材先の強みを分析できる。それをロジックで説明できる。

その意味で、おもしろい文が書けるという人は、クリエイターや作家が向いているのではないでしょうか。
ライターに向いているのは、そうですね・・・例えば「言い訳がうまい人」。あるいは「あだ名を付けるのが得意な人」。
前者は、納得できるロジックによる具象化。後者は、言葉によるイメージの抽象化。
そういえば会社員時代、自分の言ったセリフが、いつの間にか人の「あだ名」になっていたことを思い出します。
あれ、ある種のキャッチコピーづくりだったんですね。

[1737] 「木々の名は。その3」ケヤキ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

街中で見かける樹木を知ろうという企画、第三弾。
いよいよ感がありますよね、ケヤキとなってくると。
待ちに待っていた大物。
飛車角クラスとはいかないまでも、金銀あたりの重鎮。

そんなケヤキですが、その特徴は、上に伸びた放射状の枝ぶりにあるようです。
松は、例えるなら、インドのダンスで見る腕のような形。
こう、ヒョイっヒョイっというのかな。ウェートレスさんがお盆を持っているような姿。
対してケヤキは、枝ボウキを逆さまにしたようなシルエットをしています。
葉が付くのが遅く、G.W.あたりでやっと緑に覆われてくる。

1737.jpg
この写真を撮ったのは9月です

もう一つ特徴を挙げるとすれば、ヒイラギのようにギザギザした葉っぱ。
でも、肉厚なヒイラギとは異なり、ペラペラです。
そういえば、紅葉したケヤキの葉を手でもむと、粉のように砕けていってしまいますよね。
いままで、名前も知らずにいじっていましたけど。

また、ギザギザを良く見ると、マンガで画く「炎」のような形をしていることに気付きます。
ギザギザの葉先が、すべて上を向いている。
ノコギリだと放射状というイメージを持ってしまいますから、表現には気をつけたいですね。

空に向かって末広がりであることから、基本的には縁起の良い樹木。
その語源も「けやけき」、目立つ・際立つという意味なのだそうです。
ただし、個人宅には不向き。落ち葉も「けやけき」ことになります。

[1736] 自分ファーストで他人のファーストを非難していないか

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

この間、朝日新聞の副読紙に、韓国から北欧へ移住した人の話が載っていました。
その人いわく、韓国は、他人を蹴落としてまで1番を競う社会だと。
対する北欧は、隣人に対して何ができるのかを重視する社会だと。

仕事柄、クライアントの「差別化」を意識している自分にとって、ちょっとショックでしたね。
なぜなら、自分のやってきたことは、韓国型のコピーワークだったんです。
自由主義の元、競争社会を当たり前のように考え、「特徴出し」ばかり考えていました。
もしかしたら北欧型のコピーのほうが、現代社会になじむのではないでしょうか。

1736.jpg
オレがオレがの「我」をやめて、おかげおかげの「下」で生きる

例えば飲食店なら、近所の老人ホームに「柔らかくて栄養バランスの良い食事」を提供しているとか。
歯科医院でも、医師会のつながりを駆使して、「産後うつ」のNPOを紹介できるとか。
そういった地域活動的な要素を、あえて打ち出してみたらどうでしょう。

日本の人口はいずれ1億人を割り、自国のパイだけでは食っていけない状況にさしかかっていく。
そうしたなかでシェア争いに力を置いても、おのずと限度があると思うんですよ。
片意地を張っていないで、みんなで協力し合わないと。
いきなりは無理だと思いますが、それでも取材の中で、「横つながり」を意識したヒアリングをしてみようと考えています。
「先生、もう時代は、自己アピールじゃないんです。何かCSR的なコトってないですか」
っと刺して、必要性に気付かせるというのかな。

別に仕事と関係なくても、「自分は、自分は」という発想はひとまず置いておいて、「何か他人に寄与できる」ことを大切にする。
また、そうした価値の周知に配慮する。
例えば、トランプ批判は他人の否定なんですから、自分ファーストに過ぎないことを知らしめる。

どうやら、今年の大きな目標が見えてきたようです。
お仕事のお問い合わせ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR