[2321]「い」抜きコトバは本当にNGなのか

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いつも飲んでる牛乳、きょうもおいしかった
いま、温めてる企画があって、そのうち発表する予定
知ってる、持ってる、集めてる

「い」抜きコトバって、そんなに忌避すべきですかね。
記者ハンを使っている限り、要注意サインが出るので、見逃すことはありません。
そのうえで、こっそり使ってるケースって、ありますよ。商業文であっても。
事実、「知ってる、持ってる、集めてる」はCMのコピーですからね。

小田原の民家
これは「居抜き」、間に合わせの茶濁でございます

また、下記のような「ん」の併用例を考えてみてください。

泣いているのか、笑っているのか、わからない
泣いてるのか、笑ってるのか、わからない
泣いてんのか、笑ってんのか、わからない

記者ハンは、この「泣いてんのか」に対し、「泣いていんのか」ではないかと言ってきます。
オマエはアホか。
どこに、そんな日本語があるんだ。
このようにですね、「い」抜きコトバを四角四面に論じようとすると、かえって不都合が起きる。

文法的にいえば、「居る」は継続を表すので、その肝心な「居」が抜けてどうするんだ・・・といったところなのでしょう。
でも、そこまで「泣いている」に継続トーンを求めるかな。

まだ、あの映画、やってます?
売ってます、銀玉鉄砲
黙ってないで、何とか言いなさい

あっ・・・「い」が入った文と比較しようと思ってたら、記者ハンは、「黙ってないで」を見逃しました。
泣いてないで、笑いなさい・・・同じくセーフ。
何じゃ、そりゃ。
結局、「ら」抜きは気持ち悪いけど、「い」抜きは使いようじゃないですかね。
それに・・・てるって、リズムがいいんですよ。
みんなが読んでる新聞紙、逆から読んでも新聞紙・・・みたいな。
みんなが読んでいる新聞紙じゃ、字余りでしょ。
自分は、チャレンジしてますけどね。許されるときなら。

[2221] ミサイル防衛に「参加しない」というコトバの意味

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

中国が韓国に示したとされる「三不原則」。
・THAADの追加配備をしない
・日米のミサイル防衛システムに参加しない
・日米韓3カ国で軍事同盟をしない
このうちの「ミサイル防衛システムに参加しない」について、事実上の降伏だとかなんとか騒がれてますけど・・・。
いいですか、「ミサイル防衛システムを持たない」とは言っていないんです。

例えば、初詣の町内企画があったとしましょう。
これに対し、「イイネ、オレも行く」というように、積極的な支持を示すのが「参加」なんです。
一方、「余計なお世話、他人のことなんか放っとけ」というのが「拒否」。
それとは別に、「企画参加はしないけど、ちょうど同じ神社に立ち寄ったし、お参りしていくか」みたいな「消極的是認」ってあり得るじゃないですか。

中国による三不原則
「三不原則」を報じる『朝鮮日報日本語版』の記事

自分は、「ミサイル防衛システムに参加しない」というコトバの中に、消極的是認の余地を感じるのです。
進んで手を挙げたりはしないけど、拒否もしませんよと。
アメリカがミサイルを置いていくことに対してまで、口出ししたりはしませんよと。
グルメイベントに「参加」はしないけど、楽しそうだし、やったらいいじゃないかと。料理が配備されたら、さぞかし盛り上がるねと。

Well come じゃなければ、すなわち拒否かというと、そうとも限らないんですよね。
玉虫色にして逃げる余地を持ったというのか、米中のどちらから刺されてもいい顔を保てる政治的文言というのか。
おそらく、考えた末で、このコトバを使っているんじゃないでしょうか。
ライターとしては、そう思います。

[2121] フリーランスの発注形態は“まず”安定しない

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

かつて一緒に仕事をしたカメラマンから、「仕事を切られた」というグチが届きまして。
聞くところによると、受注先をほぼそのメディアに絞り込んでいたらしく、「一から営業」状態なのだとか。
まあ、フリーランスって、愛人みたいなところがありますからね・・・ツバメでもいいですけど。
若くてかわいく、何でも言うことを聞きそうなヤツが登場すると、すぐ乗り換えられる。
ロートルが対抗するには、老練なテクニックしかないわけです。
それでも、「やっぱり、キミの肌が一番なじむ」になるのか、「いつもワンパターンで飽きたな」になるのかは、運任せ的なところがある。
うーん、何の話をしているんだか・・・。

実際、浮気をしておいたほうが、愛人としてのステータスは保てますよね。
1社単独ってのは、ちょっと怖い。
3社くらいにまたがっておけば、どこかから切られても、減収を3割程度に抑えられます。

フリーランスの社別受注割合
右の「現実」は、17年10月の実績

自分の場合、浮気を意識していたものの、実はそうでもなかったみたいです。
「緑クライアント」にそっぽを向かれると、収入が半分になる。
・・・いまのところ、ラブラブですけどね。
それでも、けん怠期みたいなのはあったんです。
そこから盛り返しての「現実」。

注意したいのは、愛情のコントロールが、こちら側からできないこと。
というか、愛情MAXを前提に考えがちなので、そこが間違っているのかもしれない。
良く、飲み屋のママが言いますよね。
「あら、最近、ご無沙汰じゃない」って・・・言われたことないけど。
あのくらいの付かつ離れず状態が、理想なのでしょう。
毎月来ることを当てにしていてはダメ。
そして、常に営業し続けることが大切。
よくよく考えれば、当たり前のことなんですが。

[2620]20171006朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20171006朝日新聞

[1766]「老化」を消化器官で考える

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

父親がシモのトラブルに見舞われておりまして。
原因を煎じ詰めると、結局は「老い」にたどり着くようです。
加齢による不具合は、外見的な見た目に限らず、いろいろな方面へ影響を及ぼす・・・。
そんなことを、実感いたしました。

消化器官のなかに口も含めるとするなら、その第一は、歯の欠損によって、まともな食事が取れなくなること。あるいは、かみにくい食材を避けるようになることでしょう。
これにより、栄養失調や体力の減少を引き起こします。
次はのど。具体的な影響としては、きちんと飲み込めなくなること。
ご存じのように、誤飲性肺炎の原因となります。

肛門の仕組み
医師からもらった、肛門の仕組みについての冊子

胃は、食べ物をドロドロの液体へ溶かす場所。
この栄養分を小腸で吸収するわけですが、流動食になりきっていないと、都合が悪い。
大腸では、水分のみ搾り取る。調整ができていないと、下痢をしたり固い便になったりする。

ここら辺は「すべて一連」なんですね。
どこかが調子悪いと、次のステップに影響する。
工場のベルトコンベアみたいな感じでしょうか。
さらに、ぜん動運動も老化してきますから、コンベア自体が止まったりする。
まだまだ、この先にぼうこうや肛門が控えていらっしゃるんですけど、キリがないので省略。
要するに、ちゃんと動かなくなるということなんですよ、「老化」は。
消化もできなければ、排出もできない。できないってことはないけど、期待しているほどには働いてくれない。
その結果が、排出行為に現れる。

余談ですけど、男性はオシッコを止める栓が二つあるそうで。
肛門と連動した元栓と、ホースの先に付いているアタッチメント。
女性には、このアタッチメントがないそうで、元栓だけでナニするらしい。
我慢こらえるのって、アタッチメントにかかってる気がしますけどね。

[2407]「気軽にお問い合わせください」が通じない職業

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

「まず、お電話を!」
とか、
「どのようなことでも、遠慮なくお問い合わせください」
といった誘導文言を、必ずしも好まない業界があります。
ズバリ弁護士です。

極論すると、自動車事故の物損で30万円を争うより、3億円の遺産争いを扱ったほうが、「もうかる」んですね。
また、いわゆる「質の悪い案件」・・・上司がムカツクから何とかしろ、保育園落ちたなどなど・・・を避けたい場合もある。
自分の感覚値で言うと、3人に1人の先生が、「何でもウェルカム」タイプではありません。
受任の段階で、一定の線引きをしたいとおっしゃるんですな。

工事現場イメージ
自分だけの感覚で「工事が迷惑」と言われても・・・

ところが、制作サイドの想定は、得てして「まず、お電話を!」「遠慮なくお問い合わせ」路線なんです。
まあ、これが通用しない業界って、ほとんどあり得ませんから。
でも、弁護士は違うんですよ。

その辺の事情をしつこく訴えていたこともあり、最近、デザイナーに取材現場へ出向いてもらうことが多くなってきました。
いいことですな。
事案にフィルターをかけたがる弁護士さんの場合、最初の問い合わせステップは、メールフォームなんです。電話じゃないんです。
そうは書かないにしても、「まず、メールを」あっての「おもしろそうだったら、こちらから連絡します」なんですね。
フロー自体が違ってくる。

もちろん、「雑談ウェルカム」タイプの弁護士もいますよ。
ても、それは、全体の6・7割。
「問い合わせの間口を広げる」という志向は、必ずしも成り立たない。
法律相談が無料の場合と有料の場合があるのは、主にこのため。
とくに、売れている先生ほど、フィルターを入れたがる傾向が顕著かな。
言い方は悪いですけど、客を選ぶパターンがあるってこと、そして、イチャモンや難癖を持ち込む人種がいるってこと。
このさばき方によって、サイトの方向性が違ってくる。
それくらい、事前に打ち合わせしといてよ・・・って思うんですけど。
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プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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